magetarou

13 December

学校図書館の話の前にまずは、学力テストのはなし。




すこし、時期がはずれてしまった感はありますが、まずは、現在の鈴鹿市、
そして一ノ宮小学校の状況に照らし合わせて私なりに考えてみますと、
まず、2007年に新しく全国一斉学力テストが再開したとき、長女が対象学年の
6年生でした。そして、今年度、また、長男が対象学年である、6年生になった
わけですが、そこでの問題や答えを見ていますと、学校の授業で理解をして、
復習をしていれば八割は正解できるだろう、という出題になっていると思います。
これを約七割が正解であってほしい、というのが出題者側の感覚なのでは、と
思うのですが、全国平均を見ますと、そこら辺りに平均点がやはりきますので、
結果、学習指導要領は無理な範囲ではない、と言う事の証明になっている
のではないか、と、思う訳です。
そうしますと、平均点別にみた全国での順位が低くても、全国平均から
、数ポイント低いのみである、
とか、
その県の平均から数ポイント低いのみである
とか
そういう事が問題なのでは無く、正解率が七割か、どうか、と言う事が問題
なのではないか、と、思うわけです。
例えば、全国的に平均点が70点以上なのであれば、そして、やはり平均点が
70点以上であるならば、県別に見て47位であってもある意味それほど深刻な問題とは思えない、ということです。(ただし、県別にみて最下位である、ということ
では、ありますし、改善点をみつけてもっと平均点をあげる必要はあるわけでは
ありますが。世界的にみて日本国の学力をあげるもくてきからしても。)

中学生になって中間、期末テスト、という学力の指標がでてくると、
生徒達はかならず、「でも、平均点よりは上だったから」というような
言い訳をしますが、義務教育である中学校において七割、おおめにみて六割が正解でなければ、それは、教え方が悪いか、勉強していないか、どっちかだ!と、私はよく怒っていましたが、
学校側の見解として中学生並みの言い訳をきくことになるとは、、、と言うのが
私の本音です。
全国平均は七割であるのですから、三重県、鈴鹿市、一ノ宮小学校が七割の
正解率が出せないのは、
1、学校側の問題、例えば教諭の力量、授業時間の確保、ひいては教育委員会の取り組みetc,etc
  
2、児童側の問題、学習(予習復習)をしていない、学習意欲が親子ともにない、etc,
と考えて改善するしか、ないわけです。

そこで問題のひとつになってくるのが、以前ゆとり教育とはなんだったか、
ということで、4月にブログに書いたことですが、二極化、という問題です。
平均を出すということはある意味、数字上の問題ですから、
例えば70点の児童を90点
にひきあげることができれば、平均点はあがります、が、しかし、
本当は0点の児童を20点に引き上げる事が重要で、しかも困難である、
と言う事はどなたでもご理解いただけることでしょう。

続きます。
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