magetarou

23 December

学力テストの話の続き



学力テストの話のつづきです。

ここまで、教育の専門家でもなんでもない、私が述べたことなど、
現場の先生方や、教育関係者の方がたは百も承知なことだとは思っています。
が、長女が全国一斉学力テストをうけてから、7年たった今年の状況を
みて、あまり、改善がなされていない、というのは何故なのだろう?と、
思ってしまうわけです。

例えば、子ども達の通っている学校に限定していいますと、
長女の頃は、はっきり言って、本当にざわざわしている、というか、
学級崩壊は1年生でおきましたし、
5年生の時は夏休み前に急遽保護者会の行われたクラスもあったほどで、
やはり、そんな状況で学力だけ高いと言うことはありえないだろう、
と、いった感じでした。

しかし、長男が1年おいて入学したころには、学校もだいぶ落ち着いて
地域の方々もボランティアではいっていらして、
「ああ、良い感じになってきたなー。」
というように思えました。

しかし、3年ほどたつと、停滞してきた感じと言うか、
なんだか、いろいろなことがしっくり来ない感がぬぐえません。

おそらく、この教育問題がかかえている一番の難点
「のどもとすぎれば、」
というのがあるように思える部分もあります。

我が家のように年のはなれた兄弟がいて、長い事、関わっていると、
また、わたしは姉とも同じように年が離れていて、姪、甥の姿も
見て来ていると、
すごく、いろいろ感じるのですが、
例えば2、3歳年のはなれた兄弟が2人とか、
ひとりっことかの状況ですと、
変だと、思う事が会っても、そんなものなのかな?
とか、我慢してしまおうとか、
そしてその時期がすぎてしまうと、感心がなくなってしまうのでは?

また、引っ越しが多くてあちこちうろうろした体験から、
違う土地では違う状況もある、ということを見て来ているので
ここは、ここが変では?
と、思えたりするのですが。

話を2極化のはなしにもどすと、
保護者も2極化しているのです。
教育問題に感心があるかないか、
というのも、あるのですが、

感心があっても、
すべてを学校や行政のせいにするか、
とかも。

中庸という考え方はないのかな?
と、思ったりもします。

一方、学校側も問題が山積みです(ここら辺りは
また、学校図書館の話で書きます。)

学力テストの結果の話にもどしますと、
たとえば、学力は全国平均より低くても、
体力は全国でも上の方だし、
家族も仲良くくらしている家庭が多いよ、
というのなら、それはその地域の特色として
良いのでは、と、思えるのですが、

ここの地域では
体力テストの結果も低く、虐待の数も多い、
ということを聞くと、もう、これはなんとかしなくては
ならない問題だと思えるのです。
そして、日本全国、そのような地方都市はおおいのでは
ないか、と、思えるのです。
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