magetarou

13 April

結局、ゆとり教育では、だめだったのだろうか?

ゆとり教育、
ほんとうならば、生きる力をつける、というのがその目的だったような
記憶があるわけです。そのために、いろいろ考えたカリキュラムだった
はず。
それで、理科社会ではなく、生活科になり、詰め込みではない学習に
なっていたはず。
ところが、どうやら、学力が下がってきた気がする、
絶対評価、とやらで、まわりと比べてはいけない、
みたいな、感じで子供達の成績をつけていたから、
しょうがないから、全国一斉学力テストをしてみて、
それから、世界各国との差をみてみて、
やっぱり、学力が落ちている気がするから、もう、
ゆとりはやめましょう、

と、いう経緯のように親には思えていたのですが、、、。

さて、センター試験、昨年の国語の平均点は史上最低点だった、、
と、大騒ぎになりました。なんでも、小林秀雄の評論文が難しすぎた、
とか。
で、今年のセンター試験、国語の平均点は昨年を下回り、史上最低点を
更新したのですが、こんどの理由は、古文の源氏物語が難しすぎた、
ということをいわれたのをご存知でしょうか?

問題が難しすぎる?なんのことはない、国語の学力が落ちているから、
と、なぜ、ずばっといわないのでしょう?

そして、国語の学力が落ちている、といことは、
問題がよめなくなる、というとですから、
他の科目だって、学力があがることは難しくなる、わけです。

でも,ある程度、それは予想されていたことだったのでは、ないか、
と、思う訳です。
そいうった学力よりも違う力を子供達にはつけるのが目的だったはず。

生活科で,いろいろ体験学習をしたり、活動をしたり、しました。
しかし、親からみると、それは自分たちの子供の頃は当たり前のように
体験をしていた事柄のようなそんな感じはしていました、
つまり、、どうなんだろう、例えば、核家族とか、そんな感じに、
日本の家族の形がどんどん変わっていったように、
子供を取り巻く世界も、その姿がどんどんかわっていって
それが、「生きるちから」はたまた「学力」を下降させていった
そして、スマホやゲームやその他のいろいろな要因での時間の使い方
で、それは進んでいっている、と考えるべきなのではないだろうか、

ゆとり教育がだめだったのではなく、

と、私には思えているのです。

そして、前述した通り、
だから、学力は下げ止まらないで、いる、のではないか、と、思うのです。


そんなこんなのゆとり教育だったわけです、、、。
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