magetarou

ゲハラを観る

体調がへろへろです。
だから、一刻も早く寝たいのに、「ゲハラ」を見てしまいました。だって、マスターみうら(みうらじゅん氏)が中心になって、この不景気な時にNHKが特番一本分の資金を注ぎ込んで作り上げた怪獣映画ですぞ!みないわけにいきません。

で、どうだったか。
私は大好きです。おもしろかったです。賛否両論あると思いますし、きっとこのテイストが気に入らないという方もいると思いますが、私は好きですね。
15分なのですが、短く感じました。いや、内容がもう、はしるはしる、15分ですから。でも、怪獣映画のエッセンスがぎゅっとつまった感じでした。それこそ、昭和の雰囲気があふれだしているのですが、若い監督のセンスがでていて映像にシャープな部分があっておもしろい。(街の中を装甲車がやってくるシーンは製作総指揮の樋口監督が特撮監督をしていた往年の「八岐大蛇の逆襲」のシーンを思い出しましたが。)
愛情を込めて(たぶんに屈折している愛情ではありますが)大好きな怪獣映画を真剣に作った、ということがわかる、作品になっていると思います。近頃オマージュと言いながらの破壊行為や、パクりをみていたので、「ゲハラ」ですっきりしました。
本編15分の後の予告編がまたおもしろい。どうなるんだ!続きをみたい、と、思いますが(この手の映画のお約束で)続編は予告と違うものになっていたり、まあ、続編自体流れたりするのですよね。それをわかってて作っている感じがまた楽しい。

いやあ、とにかく、おもしろかったです。怪獣映画がやっぱり好きなんだよおお。

posted at 15:24:22 on 02/25/09 by magetarou - Category: Main

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コメント

emanon wrote:

『黄泉がえり』の原作者、梶尾真治氏が絶賛してました。
02/25/09 21:09:59

magetarou wrote:

emanonさん
そうですか!絶賛してくれる方がいるとうれしい、というか心強いです。
02/26/09 16:40:02