magetarou

11 April

ゆとり世代の良さ、弱さ。

まず、ゆとり世代のことから話しますと、
まあ、一般的な印象になってしまい、もちろん、違うよ、
という人もいるでしょうが、
特徴的なのは
やさしい、
まじめ
打たれ弱い
というのが私の強く抱く印象だったりします。

いろいろ批判もされるゆとり世代ですが、
やさしい子が多い。受け身、といわれる態度も、相手の出方を
うちけしてはいけないと、思っているからではないか、とも
思える。
そして、バブリーな世代から考えると、堅実でとてもまじめ。
だから、覇気がないように見えるのかも。
でも、とても打たれ弱い。
子供のころは、なんでそんなことでへこむの、泣くの?
と思うことが多かったです。
でも、それも世間が成熟したというか停滞したというか、
そのような状況で、
まずは、子供をある意味で大事にし過ぎたからなのでは?と、
思う事がありました。

今年、長女は大学受験で、推薦できまる生徒が多い学校にもかかわらず
一般受験を目指したものですから、
同級生のお母様方から、
「大変ね〜。えらいわねー。」
と、いわれ、
祖父母から
「大変ね〜。かわいそうね〜。」
といわれ、私としてはものすごく違和感がありました。

彼女達の場合(日本中の生徒がみんなそうだとは言いません。今の日本には
そんな困難な状況のこどももいると思っています。)
頑張れば、頑張ったぶんだけ、自分の希望の進路への道が開けるのだから、
まさに今が、がんばりどころ、えらくも、かわいそうでもなんでもない。
しかも、祖父母達は自分の子供達にはそんな甘い言葉なんかかけた事、
なかったのに、何を言っているのだとう、と、あきれましたー。
そんな風に扱うから、打たれ弱くなるのではないのか?
と思っていました。

そんな風にそだてたのに、いざ就職になるとたたく、たたく、
この国はわかものをなんだと思っているんだろうなあ〜。


ああ、話がそれました。次回はいよいよ学力の話をします。
20:00:00 - magetarou - No comments -

ゆとり世代のはなし

さて、長女も無事に大学生になりました。

今年の大学受験は、ゆとり世代最後の学年が高校卒業年齢に
なるということで、
一応、来年の入試に移行措置はとられるものの、
最後の!ということで、子供達はもとより、先生方にも
プレッシャーがかかっていたようです。

さて、子供の教育の問題、また、子育ての問題、
まあ、その他に切り口はいろいろあると思いますが、
そういったこどもを取り巻く問題で、
同じような問題が繰り返し起きたり、改善がすすまない
理由のひとつに
「過ぎ去ってしまう」
ということが、あるのではないか、と思っています。

実際、0歳児が成人するまで、当たり前ですが20年間。
例えば、小学校でいろいろ思う所があっても、
一人っ子だったら、また兄弟年齢が近かったら、
関わるのは10年くらいのもので、その後は関心がうつってしまうから
問題だけが取り残されていくのではないだろうか、と、思っています。

表題に話をもどすと、ゆとり世代と、現在の小学生を両方見ているのは
私のようにインターバル1年で13年間同じ小学校を見ているような
母か、兄弟姉妹4人いる母のような感じになってきて
下の子は学習指導要領が脱ゆとりで変わったさなかにいた子、
ということになってくるのですが、だいたい共通した意見では

「学力が下げ止まっていない。」
ということになるのです。


また続き書きます。
15:54:53 - magetarou - No comments -